特別講演

| 電子情報通信学会 創立100周年記念特別講演   (※この講演は大会に参加されていない一般の方も聴講可能です)

 電子情報通信学会創立100年を記念して、電子情報通信学会主催にて、特別講演会を開催いたします。

電子情報通信学会は平成29年5月1日をもって創立100周年を迎えます。
この記念事業の一環として、電子情報通信学会九州支部主催にて、特別講演会を開催いたします。
参加は無料で、大会参加者以外の方も聴講可能です。

輝かせたい コミュニケーションの 夢・未来 IEICE100周年


  日 時 :平成29年9月27日(水)13:10~14:20
  会 場 :琉球大学 千原キャンパス 1号館2階 1-221教室
  演 題 :「人間社会に貢献する情報技術応用の展望」
  講 師 :石巻専修大学理工学部 教授、東北大学名誉教授  亀山 充隆 氏

  講演概要:
情報技術の応用は,人間社会に大いに貢献できることが望まれる.情報技術は応用があって,その実現を可能にする技術革新が生まれ,それによってさらに新しい応用が拡がっていくという展開が益々期待される.
そのような視点で,知能ロボットシステム,高安全システム,健康支援,勉学支援,情報機器ユーザ支援,意思決定支援,推奨行動提示,ヒューマンコミュニケーションなど,日常生活空間において人間を支援するためのリアルワールド応用のための,ハード・ソフト融合プラットフォームの開拓について述べる.
このためには,人間が置かれている環境中において,センサ情報や遠方から通信されて来る情報を活用して,現在の状態がどのようなものであるか,あるいは現在何が起こっているかを認識・理解する.
さらに,過去に学習しておいた情報や個人固有のデータを駆使して,現在の状態のままではどのような事態が生じるかということをいち早く予測し,それを未然に防ぐための行動指針を提示する.このような未来予測と行動支援により,情報が人間に安心と生きがいを与えることに役立てようとしている.
これらのための知能処理をどのように行うかというソフトウェアと共に,それらの処理を実行する高性能な計算能力を持つ低電力で動作する次世代産業の核となるVLSIを開拓する必要もあり,これを実現するユニバーサルなプラットフォーム構築についても述べる.

  講師プロフィール
昭和48年3月東北大学工学部電子工学科を卒業,昭和50年3月同大学院工学研究科修士課程修了,昭和53年3月に同大学院工学研究科電子工学専攻博士課程を修了し,同年東北大学工学部助手.昭和56年11月に同学部助教授,平成3年7月同学部教授に昇任した後,平成5年4月に東北大学大学院情報科学研究科の創設に伴い,同研究科教授として情報基礎科学専攻計算科学講座知能集積システム学分野を担当し,平成28年3月に退職した.また,平成22年4月から平成26年3月まで東北大学大学院情報科学研究科研究科長を歴任し,研究・教育環境の整備や管理運営に貢献した.現在,石巻専修大学理工学部情報電子工学科教授.

氏は,知能ロボットなどのリアルワールド応用知能集積システムに関する研究を創始した.これは現在のIoTなどの目指す方向と一致しており,その先駆的研究と位置づけられる.
新概念に基づき種々の階層からの徹底的高並列化と高性能化を駆使することにより,最適スケジューリング・アロケーションなどのハイレベルシンセシス,配線遅延に起因する転送ボトルネックを解消するロジックインメモリアーキテクチャ,多値VLSIコンピューティングなどに関する研究を推進した.
これらの成果は,VLSI分野関係では最も重要な国際会議とされているIEEE国際固体素子会議(ISSCC)に多数の論文が掲載される
など,際立った成果がある.

以上の研究業績に対して,IEEE Technical Committee on Multiple-Valued LogicよりOutstanding Paper Award,計測自動制御学会技術賞,日本ロボット学会技術賞,電子情報通信学会論文賞,第9回デザイン・オブ・ザ・イヤー デバイス部門審査員特別賞,IEEE Fellow, 電子情報通信学会フェロー,情報処理学会フェローなど多数の賞を受賞した.
また,学会等の活動においては,計測自動制御学会常務理事・論文編集委員会委員長,Chair of IEEE Technical Committee on Multiple-Valued Logic, 電子情報通信学会集積回路研究会専門委員会委員長,Associate Editor of IEEE Transactions on Computers, 日本学術会議連携会員などを歴任した.

| 招待講演

 国際セッションにて、海外講師をお招きして招待講演を開催いたします。
 なお、聴講には参加章が必要です。

International Session (1): Electromagnetic Waves and Antennas
  日 時 :
  会 場 :
  演 題 :Electromagnetic Scattering and Imaging of Rough Surface: Recent Progress
  講 師 :Institute of Remote Sensing and Digital Earth, Chinese Academy of Sciences    Kun-Shan Chen 氏
  講演概要:
MICROWAVE remote sensing, both active and passive, has evolved into an indispensible tool for monitoring our earth over the past decades. Inferring the geophysical parameters of the land, ocean, and atmosphere from microwave observations is one of the most important applications in the microwave remote sensing domain, which has benefitted a variety of environmental disciplines including hydrology, meteorology, oceanography, geography and so forth. Reliable and yet accurate surface scattering and emission models help, in more efficient manner, gaining physical insights into interaction of microwaves with media bounded by rough interfaces, which in turn can not only expand and improve our understanding of the surface scattering and emission mechanism, but also guide the design of appropriate sensor configuration for specific applications as well as the development of retrieval algorithm for the parameters of interest. Accordingly, there is an increasing interest and importance in the study of the scattering and emission modeling of the rough surface. Advance of theoretical research in stochastic electromagnetic fields and modern processing techniques has been progressively made in swift pace. The lecture covers a general, but not comprehensive, treatment of subjects closely related to the scattering and emission of randomly rough surface by ways of theory modeling, numerical simulation, and laboratory measurements, in both mono-static and multi-static observation geometries. This lecture also discusses, if time allowed, imaging theory and novel technique, and their interplay, for random media in microwave frequency region.


    最終更新日:2017年7月6日