協賛企業による講演を下記のとおり開催いたします。(※聴講には参加登録が必要です。)
内容は企業情報や商品、開発についてなどを講演いただきます。質疑応答もありますので是非ご聴講下さい。
■MathWorks Japan
■コーセル株式会社
■菊水電子工業株式会社
■四変テック株式会社
■株式会社モリタホールディングス
「理論と実践を学べるSimulationを活用した教育コンテンツ」
■日 時:9月26日(木) 11:24~11:44 (02-1A-08)
■会 場:第2会場 [A会場]工学部共通棟301教室 「パワーエレクトロニクス」
■発表者:鎌谷 祐貴 (MathWorks Japan)
■講演概要:
コンバータの設計は熱・電気・制御といった複数の領域に関与するため、挙動の解釈が難しく様々な知識や経験が必要になります。企業・教育機関問わず新入社員や学生にどのように効率的に知識や経験を学ばせるかという悩みをお持ちのかたが多いのではないでしょうか。本セッションではパワーエレクトロニクス回路に対するモデリング手法の一つである状態平均化法を題材にMATLAB/Simulink を用いた理論と実践両方を学ぶためのコンテンツについてご提案をさせていただきます。
「サロゲート化を活用した詳細シミュレーションとシステムモデルの連携」
■日 時:9月26日(木) 15:10~15:30 (03-1P-01)
■会 場:第3会場 [A会場]工学部共通棟302教室 「電力技術・エネルギー」
■発表者:鎌谷 祐貴 (MathWorks Japan)
■講演概要:
マイクログリッドのような複数のコンポーネントを統合した電力システムは、実験設備を動作させる環境を構築することが容易ではありません。そのためにシミュレーションを活用されるケースは多いですが、モデルを詳細にしすぎてしまうとシミュレーション実行速度が低下し、本来確認したかったシステムとしての成立性を早期に確認することが難しくなることがあります。本セミナーでは回路シミュレーションを実現する製品であるSimscape Electricalの機能紹介と、詳細モデルの入出力データからより軽量なモデルを構築するサロゲート化とよばれる手法をMATLAB/Simulinkによって実施できることをご紹介します。
「MATLABによるAIモデル開発の最新動向と事例紹介」
■日 時:9月27日(金) 11:24~11:44 (09-2A-12)
■会 場:第9会場 [C会場]情報工学科棟71教室 「人工知能」
■発表者:田口 美紗 (MathWorks Japan)
■講演概要:
近年、ChatGPTの登場等により、人工知能(AI)はこれまで以上に注目を集めています。本セッションでは、教育機関および企業の両方のお客様へAI導入の技術サポートを行ってきた経験から、以下の内容についてお話しします。MathWorks製品の利用経験を問わず、どなたでもご参加歓迎いたします。
・MATLABによるAIモデル開発の最新動向
・学術界と産業界におけるAIの導入事例
・AIモデルのデプロイおよびサービス化
「MATLABによる外観検査の最新動向と事例紹介」
■日 時:9月27日(金) 13:30~13:50 (10-2P-01)
■会 場:第10会場 [C会場]情報工学科棟72教室 「パターン理解
■発表者:田口 美紗 (MathWorks Japan)
■講演概要:
DXの流れから、製造や検査へのAI適用は重要なテーマとなっています。本セッションでは、教育機関および企業の両方のお客様へAI導入の技術サポートを行ってきた経験から、以下の内容についてお話しします。MathWorks製品の利用経験を問わず、どなたでもご参加歓迎いたします。
・MATLABによる外観検査モデル開発の最新動向
・産業界における外観検査の導入事例
・外観検査のデプロイおよびサービス化
「モリタグループにおける電子情報通信関連の取り組み」
■日 時:9月26日(木) 15:10~15:30 (10-1P-01)
■会 場:第10会場 [C会場]情報工学科棟72教室 「回路システム・情報基礎」
■発表者:牛尾 康一 (株式会社モリタホールディングス)
■講演概要:
『「安心」を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守る』
これがモリタグループの使命です。消防車、消火器、ゴミ収集車、スクラップ処理機械などの製品で、災害や環境問題と戦っています。昔ながらの製品ですが、様々な技術革新を積み重ねてきました。中でも、近年は電子情報通信分野での取り組みを数多く進めています。本講演ではそれらの一部をご紹介します。さあ、あなたの力で「人と地球のいのち」を守ってみませんか?
【紹介予定項目】
①DX(キーワード:IoT, 無線通信, バイタルセンシング)
②電動特装車制御(キーワード:EV, パワーエレクトロニクス, 省電力)
③革新的人感センサシステム(キーワード:人体通信)
「三相高入力電源-HCA/HFAシリーズ開発について」
■日 時:9月26日(木) 15:10~15:30 (06-1P-01)
■会 場:第6会場 [B会場]工学系講義棟111教室 「電子回路」
■発表者:村井 穰 (コーセル株式会社)
■講演概要:
大型産業機器の市場から三相400V入力に対応した大容量AC/DC電源の需要を受け、新製品機種の開発を行った。日本国内では三相200VACが一般的であるが、世界的には三相400VACが主流である。三相200VAC-400VACの両方に対応できる電源を開発することでエンドユーザを選ばず、顧客のビジネスチャンスの拡大に貢献できる。本製品を開発するにあたり、スイッチング素子に高耐圧が求められ、近年のSiC製品の実用性向上に伴い、新たにSiC FETを採用した。また、一般的には大容量電源の冷却方法はFANによる強制空冷が主流であったが、FANの使用が制限されるユーザにも対応するために、強制空冷と水冷冷却の2種類の冷却方式に対応した電源を開発した。その内容を紹介する。
「ドロッパ型電子負荷の安定動作確立とその手法」
■日 時:9月26日(木) 15:30~15:50 (06-1P-02)
■会 場:第6会場 [B会場]工学系講義棟111教室 「電子回路」
■発表者:佐藤 京介 (菊水電子工業株式会社)
■講演概要:
菊水電子工業では、50年ほど前から電子負荷装置を提供してきた。その50年の中で電子負荷の役割は、単に電力を消費する”負荷”だけでなく、電池のインピーダンス測定等に用いる“電流源”としての役割が求められるようになった。電子負荷に求められる要件が増える中、様々な用途で、様々な試験環境で用いられる電子負荷として、動作安定性と帯域の両立を追求してきた。本講演では、電子負荷装置の用途、さらに安定動作と帯域の両立を求めて行った回路の工夫について紹介する
「簡易型定電力制御スイッチング電源の開発」
■日 時:9月26日(木) 15:50~16:10 (06-1P-03)
■会 場:第6会場 [B会場]工学系講義棟111教室 「電子回路」
■発表者:元谷 優太 (四変テック株式会社)
■講演概要:
スイッチング電源において定電力制御を行うためには、出力電圧・電流の両方を制御する必要がある。
安価な絶縁型スイッチング電源においても、定電力制御を実現するには出力電圧・電流の両方を監視する必要があるため、低電圧制御、定電流制御と比較し、部品点数が多くなり、小型化を実現することが難しい。また、部品点数を削減するため、定電力制御用に専用ICを用いて部品点数を減少させても、専用IC分のコストアップとなるため、電源単価が上昇してしまう。これらを解決するために、絶縁型スイッチング電源の1次側に少量の部品を追加することで、簡易的に定電力制御が行え、小型化・低価格化の両方を実現できた。その内容について紹介する。