90分枠でテーマ毎に企画されたセッションです。
※聴講には参加登録が必要です。
電子情報通信学会九州支部と九州総合通信局が共同で開催いたします。
■日 時:9月18日(木) 14:40~16:10
■会 場:第8会場 [3階]A32講義室 (論文番号:08-1P-01)
■発表者:国立研究開発法人情報通信研究機構 電磁波研究所
電磁波標準研究センター時空標準研究室 矢野 雄一郎
■オーガナイザ:宮原 由紀子(九州総合通信局)
■開 催:電子情報通信学会九州支部、九州総合通信局
■講演概要:
Beyond 5G(B5G)や6Gに代表される次世代無線通信においては、ネットワークの高信頼化・低遅延化・高精度化を実現するうえで、時刻同期が極めて重要な役割を担う。
本発表では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)において取り組んでいる高精度時刻同期のための要素技術について紹介する。具体的には、小型原子時計の高度化、無線による双方向時刻比較手法、さらに分散時刻同期の開発など、各種の技術要素を取り上げる。
また、近年は九州工業大学との連携のもと、センシング技術との統合的な研究も進めており、これらの取り組みを通じて、時刻同期技術の次世代通信基盤への応用可能性について展望する。
文理を問わず数理・データサイエンス・AI(MDA)教育の重要性が高まっており、大学共通テストに「情報」も導入されました。
本企画では、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム(MDAコンソーシアム)・九州沖縄ブロック会議の活動の紹介、MDA人財育成活動の好事例の共有、MDAコンソーシアム特定分野会議(自然科学系)で作成した標準教材の紹介を行います。
意見交換の時間も準備しておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
■日 時:9月19日(金) 10:30~12:00
■会 場:第7会場 [3階]A33講義室
■オーガナイザ:内田誠一(九大),宮崎佳典(静岡大),庄野逸(電気通信大),重井徳貴(鹿児島大),宮野英次(九工大)
■後援:数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム 九州・沖縄ブロック
■講 演
講 師:溝口佳寛 (九州大学)
講演題目:「数理DS・AIコンソーシアム九州沖縄ブロックの活動紹介」
概 要:九州沖縄ブロック会員校が集まるブロック会議では、各校の活動等についての事例紹介発表、グループ討論による情報共有や連携企画実施などを行っています。特に、九州経済産業局の協力により、産学連携教育にも積極的に取り組んでいます。
講 師:荒平高章 (九州情報大学)
講演題目:「九州情報大学における経営情報学に基づいた応用基礎レベルの取り組み」
概 要:九州情報大学では文部科学省のMDASHプログラムのリテラシーレベル、応用基礎レベルの双方に採択されています。文系と理系の境界領域の学生に対する当該プログラム(特に応用基礎レベル)の取り組み事例を紹介し、得られた知見や課題について報告します。
講 師:井口修一 (福岡工業大学)
講演題目:「福岡工業大学における数理・データサイエンス教育の特色とMDASH認定への取り組み」
概 要:福岡工業大学では、データサイエンス教育の強化を目的に、様々な特色ある取り組みを進めています。リテラシーレベルではオンデマンド型授業を導入し、応用基礎レベルでは深層学習やクラウド開発をテーマとした授業を実施。さらに、FD活動や高大接続の取り組みを通じて,教育現場と社会のギャップを埋める工夫を重ねています。本発表では、これらの特色ある教育実践と今後の展望について報告します。
講 師:重井徳貴(鹿児島大学)
講演題目:「MDSH応用基礎レベル(工学系)標準教材の紹介」
概 要:全国の高等教育機関による「数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム」(コンソーシアム)では、数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラムの策定をはじめとする様々な活動を行っています。自然科学系の特定分野会議において、数理・データサイエンス・AI (応用基礎レベル) モデルシラバスを策定し、理工系モデルシラバスに沿った標準教材を制作しました。本講演では、工学系学部を対象としたこの教材の概要と活用方法を紹介します。
講 師:宮野英次(九州工業大学)
講演題目:「MDSH応用基礎レベル(情報系)標準教材の紹介」
概 要:本講演では、数理・データサイエンス・AI応用基礎レベルの情報系学部を対象とした標準教材の紹介と活用方法を紹介します。
■パネルディスカッション
登壇者(上記講師) 座長:宮野英次